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日本舌側矯正歯科学会 国際シンポジウム [講習会]

 京都市中京区 ももい矯正歯科クリニック 桃井です.11月24日は当院でも多くの患者様にお受けいただいている表から見えない矯正治療の舌側矯正(リンガル矯正)の学会であります「日本舌側矯正歯科学会」国際シンポジウムが開催されましたので参加してきました.国際シンポジウムということもあって舌側矯正界の中だけでなく矯正歯科界で世界的に有名なDr.Fillionや当院でも使用しているSTbブラケットの開発をされたDr.Scuzzo,その他にも韓国のDr.Kyungなどの講演を聞く事が出来ました.今回の講演は通訳無しの英語の講演でしたので,スライドを見ながら必死に耳を傾けて理解しました.
 また,大会の中で「日本での舌側矯正の率は矯正治療全体の2%ほどでしかない.」との話も聞かれました.ホームページなどでは「舌側矯正」と標榜しながら,患者様が相談に行くと「時間がかかるからやめた方がいい」等という内容で患者様に表からの治療を進める医院もある,とのお話でした.もちろん表からの方が治療がやりやすい場合もあるのでしょうが,「絶対に出来ない」という事は少ないのではないでしょうか?実際に当院でも「裏側からは治せないと言われました.」とおっしゃって相談にみえた患者様を現在,舌側矯正で治療させていただいているケースもございます.
 今週は27日(木)・28日(金)も講習会で東京に出張させていただきます.こちらも舌側矯正(リンガル矯正)に関する講習会なのですが,現在当院でも舌側矯正(リンガル矯正)の患者様に使わせていただいているSTbブラケットがさらにアップデートされたとの事ですので,講習会に参加して参ります.この装置の開発をされた竹元京人先生のSTbセミナーは以前にも受けさせていただいたので,おおまかな内容は重複するかもしれませんが,実際に患者様のお口の中に装着する物が進化したという事ですので,この目で確認してきたいと思います.
 休診日が多くなり患者様には御迷惑をおかけしますが,ももい矯正歯科クリニックでは現在治療中の患者様も含めて新規の患者様にも最新の情報・知識・技術で治療に当たらせていただきたいと考えておりますので御理解の程どうぞよろしくお願いいたします.29日(土)以降は通常通り診療させていただきます.目立たずに矯正治療を受けられたい方歯並びでお悩みの方はもちろんの事,お子様の歯並びで気になる御家族の方も患者様それぞれに合った治療方法や適切な開始時期等を御説明させていただきますので是非一度御相談ください.
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